◤ COLUMN!! ◢ 沖縄の被り物シリーズ

被り物①【ハチマキ】琉球の男性管人の被り物(冠)で、位階によって色分けがされていました。現在でも組踊や古典音楽の地謡の方々や首里城の案内人の男性が身につけていますので、見学の際には注意してみてください。

被り物②【ジーファー(かんざし)】王族・士族・平民といった身分の貴賤によって使用できる材質(金・銀・真鍮など)の区別がされていました。

被り物➂【花笠】琉球舞踊などの踊り衣装としてよく目にする「花笠」。赤い花と青い海が表現されています。マスコットや街灯、橋の欄干などにもデザインされたりしていますので、いろんな「花笠」を探してみてください。

被り物④【クバ笠】農民や漁師が被っている笠。クバの葉と竹ひごでできており、軽くて通気性がよく、つばが広いため、沖縄の熱い日差しを避けるにはもってこいの笠です。また、海人(うみんちゅ)用は風の影響を少なくするために直径がやや小さめで、てっぺんを平たくし、竹ひごの間隔も細かくとるなど、強度に優れたつくりになっているそうです。

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